2010-01-01から1年間の記事一覧

Domaine Joseph Roty & Philippe Roty

出迎えてくれたのはフィリップ・ロティ氏。人懐っこく、まだあどけなさの残る顔立ちで、とても40を過ぎているようには見えないが、偉大なドメーヌの当主としての風格にはますます磨きがかかっているようだ。 彼の娘は17歳になり、現在は商業と醸造を学びなが…

Domaine Jacques-Frederic Mugnier

恐らくブルゴーニュでも最も美しいシャトーであろう白亜の城から出迎えてくれたのは当主ジャック・フレデリック・ミュニエ氏。落ち着いた物腰と時折見せる優しい笑顔がとても印象的で紳士と呼ぶにふさわしい。1900年に建造されたセラーで樽熟中の2009年をテ…

Domaine de L'Arlot

Beauneから北上し、国道沿いに一際目を惹く、ライトブルーが印象的なドメーヌを訪問。 出迎えてくれたのは当主オリヴィエ・ルリッシュではなく、栽培・醸造責任者のPellegrinelli(ペレグリネッリ)氏。オリヴィエはスコット・ランドでのワインショウに参加…

Remoissenet Pere & Fils

出迎えてくれたのは、ベルナール・ルポルト総支配人。身なりは小奇麗だが相変わらずのボサボサ頭。寝癖が彼のトレードマーク。以前にそれを見かねた部下から櫛をプレゼントされたそうだ。その時、何で自分に櫛をくれたのか何のことだかさっぱり分からなかった…

Domaine Andre Bonhomme

出迎えてくれたのは当主のエリック・パルテ氏。彼の長男オレリアンは26歳となりドメーヌでは醸造の全てを任せられる程にまで逞しく成長したそうだ。その弟ジョアンは19歳で、彼は栽培に興味があるそう。今後は南アなどフランス以外の国でも学びたいと考えて…

Domaine Robert Sirugue & Ses Enfants

出迎えてくれたのは女性醸造家マリー・フランス氏と彼の実弟で共にドメーヌの運営に携わっているジャン・ルイ・シルグ氏の二人。ジャン・ルイ・シルグ氏とはいつもタイミングが悪くて今回初対面。関取のように大柄な彼の愛車は1300ccのヤマハ XJRなのだと嬉…

Domaine Christophe Bryczek

出迎えてくれたのは三代目当主としての風格も出てきたクリストフ・ブリチェック氏。身体は決して大きくはないが、年々がっしりと貫禄が出てきた。彼の祖父でドメーヌの創始者であるジョルジュ・ブリチェック氏は未だ健在で今年で98歳になる。心身ともに今も充…

11月15日〜20日 ブルゴーニュ訪問

訪問したのはBeaujolais Nouveau解禁を控えた11月の第3週。吐く息は白く、空気はとても乾いていた。雪こそ、まだ降ってはいないが、肌を刺すような強く冷たい風は、じっとしていると身体の芯まで、あっという間に冷え切ってしまうほどだ。東京では感じること…